秋の薬膳セミナー
@美容室SOU-I
秋の薬膳セミナーしてきました~(^^)/

秋の季節は五行でいうところの『金』にあたります。
色は白。
臓器は肺。
邪気は燥邪。
つまり、秋の乾燥の邪気によって、肺が直接影響を受けてしまうんです(*_*)
そして、中医学ではココロの影響も五行に分類されます。
秋は悲しみや憂いを伴います。
そういえば『哀愁』なんて言葉は哀しい秋のこころって書きますよね。
だから、この季節になんか悲しくなっちゃっても、肺が弱ってるんだわ!って思ってポジティブに行きましょー!
このセミナーは最初美容院の社員研修向けセミナーだったのですが、
従業員の方が接客中に薬膳について話してくれるので
興味をもったお客様も来てくれるようになりました☆
初めての方もいてほんとに嬉しいです。
ありがとうございました!!

秋は収めていく季節です。
春にのびのびとし、夏に発散したものを秋はゆっくりと収めていきます。
中国最古の医学書に秋の養生について書かれているのですが、
同じことを繰り返して書かないこの本に秋の養生についてはなんと3回も繰り返してるです~!!
要約すると・・・
『秋になると、空が高く風が強くなり、収穫物が色づいてくる。
人は早く起きて早く寝るのがよい。
鳥が鳴くのと同時に起き、精神を安定させること。
これは秋の自然界の影響から身を守る。
秋の悪い影響をそぎ落とし、穏やかにいなさい。
これに逆らうと肺を傷つけ冬になると下痢をおこす。
人間にとって大切なものを身体に収めている人は少ないものである』
ってな感じです。
下痢するって( *´艸`)
まぁ、すさまじく清く正しい生活ですね(笑)
ここまで出来なくても、人や時間に流されず、自分を大切にして過ごせばいいと思います(*^^)v
レモンが香る
エビとマッシュルームの爽やかトマトパスタ
【最短15分で完成(煮込み時間除く)】
2020年オリンピック開催地、東京決定!!!
なんだか今からワクワクしますね(^◇^)
実はそれに刺激されてたまに走っちゃったりしてます(笑)
しかし急な雨で湿気がすごかったり、
ムシムシした感じで走ってると夏バテっぽくなってしまいます。。。
ということで、まだ「湿邪」があるこの時期にぴったりの
「湿邪撃退」&「スタミナ回復」のレシピをご紹介します(^^)/
これは私がパリに住んでいた時、
ホームパーティーで教えてもらったものをアレンジしました☆
パリの風よ、届け~(#^^#)

【材料(2人分)】
※ソースは作り置きが出来るので4人分で作っています。
・えび~220g
・マッシュルーム~200g
・たまねぎ~1個
・ホールトマト~2缶
・レモン(無農薬)の皮~1個分
・ブラックオリーブ~4個
・コンソメ~小さじ1.5
・にんにく~1かけ
・白ワイン~大さじ1
・水~300cc
【作り方】
①エビは洗って殻と背ワタを取っておく。
マッシュルームは4等分、ニンニクとタマネギはみじん切り、
レモンは皮を剥いて1mm×2cmくらいに細かく刻む。
ブラックオリーブも細かく切っておく。
②鍋にオリーブオイルとニンニクのみじん切りを入れ弱火で熱し、
香りが立ってきたらタマネギを入れ炒める。
少ししんなりしてきたらエビ、マッシュルームを入れて炒める。
③鍋に水とコンソメ、白ワイン、ホールトマト、ブラックオリーブ、
刻んだレモンを入れ、味が馴染むまで15分~20分煮込む。
⑤パスタを茹でたらソースと絡め、皿に盛り付けて完成!
【Therapy point】
エビは足腰の冷えや食欲不振の方に良い食材で、
体力回復効果もある食材です。
マッシュルームも腰やひざを温める作用があるので、
この組み合わせは冷房による下半身の冷えにも最適です。
そして、今回はレモンの皮を1個分使いました。
いつものトマトソースにちょっと1品加えるだけで、
レモンの香りが乗ったスッキリ爽やかなソースになります。
レモンは暑気あたりや食欲不振にも効果抜群で、
身体の水分を潤すだけでなく「美肌」の強い味方でもあるんです。
アスパラの冷製スープ
【最短10分で完成】
今週はスタミナ・アップメニューの「スープ編」です。
アスパラとじゃがいも、
北海道の大地をまるごとスープで頂きましょう。
アスパラ1本1本のしっかりした濃厚な味が口いっぱいに広がり、
喉を通る頃には“優しさ”に変わっていく。。。
お子様から年配の方まで、幅広く味わって欲しいノンオイルの
スープです。
【材料(2人分)】
・アスパラ~8本
・たまねぎ~中1/2個
・じゃがいも~小1個
・豆乳~200cc
・水~150cc
・コンソメ~小さじ1/2
・塩~少々
【作りかた】
① ジャガイモとタマネギは皮を剥き、火が通りやすいよう小さ目に
切ります。
鍋に150ccほど水を入れ、中火で煮ます。
(*コクが欲しい方は、バターで炒めてからでもOK)
② ①を煮ている間に、アスパラの準備です。
下から5cm位の堅い部分は薄く皮をむき、全体を4等分にします。
①が柔らかくなってきたら、アスパラを入れます。
水がほとんどない状態で「煮る」というイメージです。
③ 塩とコンソメを入れ、1分ほどで火を止め粗熱をとります。
④ ③と豆乳200ccをミキサーにかけ、お好みで塩を足してください。
冷蔵庫でよ~く冷やしてから召し上がってくださいね。
【Therapy point】
アスパラガスは疲労回復に効果があり、
身体に溜まった余分な熱を鎮める作用があります。
また豆乳は、身体の水分を補ったり、
貧血や低血圧の方にも効果があります。
咳や痰にも効果があるので、
次第に乾燥してくるこの時期は
意識して摂りたい食材の一つです。
鶏レバーのバルサミコソテーのサラダ
温泉たまご添え
最短15分で完成
残暑がきびしいこれからの時期は、
夏バテで弱った身体にエネルギーを補充しましょう(^^)/
今週からは「スタミナ・アップメニュー」として、
前菜、スープ、パスタ、メイン、デザートの5品コースを提案します☆
食欲がない時でもすっきりと食べられるレシピにしてあります。
下準備や煮込み時間を除けば全て15分で出来るものなので超楽ちん(^^♪
毎日の食事や、ちょっとしたホームパーティーで活用して頂けたら
嬉しいです。

【材料(2人分)】
・鳥レバー~150g
・プチトマト~適量
・サラダクレソン~適量
・ベビーリーフ~適量
・温泉たまご~1個
☆バルサミコ酢~大さじ2
☆味噌~大さじ1
☆はちみつ~大さじ1/2
☆おろししょうが~1かけ
☆おろしにんにく~1/2かけ
・塩~少々
・片栗粉~大さじ1
・コショウ~少々
・オリーブオイル~大さじ1
【作りかた】
①まずは下準備です。
A:レバーを水で洗い、20分くらい血抜きをする。
ただし栄養価も流れてしまうので、気になる方は酒や薬味などで
臭みを取ると良いでしょう。
B:プチトマト、サラダクレソン、ベビーリーフを水で洗い、
水を切っておく。
②キッチンペーパーで血抜きしたレバーの水気をふき取り、
食べやすい大きさに切って片栗粉をまぶしておく。
③フライパンでオリーブオイルを熱し、血汁が出なくなるまで
レバーを炒め、塩とコショウを加える。
④ ③に☆のタレを加えて炒める。タレがレバーに絡んだら、
レバーとタレを別々に取り出す。
(*タレはドレッシングとして最後にかけます)
⑤Bとレバーを皿に盛り付け、温泉たまごを乗せる。
最後にお好みでタレをかけて完成です。
【Therapy point】
鶏レバーは血液を貯める「肝」(肝臓)や、
血を作る源の「脾」(十二指腸と小腸)などを養います。
頭がふらつく、顔色が悪く皮膚にツヤがない、目がかすむ、
などの症状に効果があります。
先週も紹介しましたが、この時期は「暑(しょ)邪(じゃ)」という邪気によって
血をつかさどる「心」(心臓)が悪影響を受けてしまいます。
ですから、「肝」や「脾」を養うのがとても大切になってきます。
また、卵は元気の源です。
暑邪でダメージを負った心の機能を回復してくれますし、
造血の作用もあるので、貧血の予防にも最適です。
ホタテのガスパチョソース
【最短10分で完成】
お盆休みを終えて今週からまたお仕事モードの方が多いと思います。
みなさん、いい夏休みを過ごせましたか?
普段会えない人に会えたり、行けない場所に行ったり、
お気に入りの場所でのんびり過ごしたり。。。
夏っていいですよね☆
さて、お仕事が始まるとご飯の準備もまた大変ですよね(*´з`)
コンビニじゃ味気ないし。。。
買ってきてすぐに食べれるもの。。。
私はそんな時、お刺身買っちゃうんです。
ずぼらだから(笑)
ということで、今回はいつものお刺身を華やかに簡単アレンジします(^^)/
スペイン・アンダルシア地方発祥で、
今や世界中から愛されている“ガスパチョスープ”。
トマトや野菜をふんだんに使っていることから
別名「飲むスープ」と呼ばれ健康にも良いんです。
そのガスパチョを醤油代わりに、
フレンチ“ソース”として超簡単アレンジ。
今週も徹底的に、カラカラした体内に潤いを与えましょう!

【材料(2人分)】
・ホタテ~生4個
☆トマト~1個
☆きゅうり~1/8個
☆にんにく~ひとかけの1/4個
*にんにくが気になる方はもっと少なくても大丈夫です(*^^)v
☆ピクルス~中1個
☆粒マスタード~小さじ1/2
☆エキストラバージンオイル~小さじ1/2
☆レモン汁~少々
☆塩~少々
【作りかた】
①ホタテ以外の☆をすべてミキサーにかけ、ソースにします。
②ホタテをお皿に盛り、レモンの皮を適量すったものと、
ソースをかければ完成!
【therapy point】
ホタテは夏のトラブルを一気に解消してくれる素晴らしい食材です。
カラダを潤すだけでなく、夏バテで弱った内臓の機能を回復させ、
食欲もどんどん引き出してくれます。
またトマトも同様、カラダに潤いを与え食欲をUPさせるので
「ホタテ+トマト」の組み合わせは・・・
まさに“夏のテッパン健康方程式”です。
桃の冷製スープ
【最短10分で完成】
いよいよお盆ですね(^^♪
残暑突入です。
お休みの方もお仕事の方も、2013年の夏がとびっきりの
夏でありますように☆
しかし毎日40℃前後の気温でほんとに溶けちゃいそうですね(*_*)
ギラギラと照りつける夏の太陽は多くの水分を奪い取り、
それが原因で脱水症状を引き起こし血液の流れも悪くしてしまいます。
とにかく水分を欲しているこの頃。。。
そこで、カラダのありとあらゆる細胞に潤いを与え、
血液もサラりと流れるフレンチ風のとっても簡単に出来る冷製スープを
考案してみました(*^^)v

【材料(2人分)】
・セロリ~茎の部分1/8個
・桃~3個
・豆乳~大さじ4
・白ワイン~大さじ1
【作りかた】
①桃を器にするため1/4~1/3をカットし、中身をくり抜き冷凍庫へ。
あまり薄くくり抜かず、5m程の厚さを残しておくのがベストです。
(*そうすることで、スープを飲む際に果肉も一緒に楽しめます)
②セロリは皮をむいて小さ目にカットし、
くり抜いた桃の中身(3個分)と豆乳、白ワインをミキサーに。
③食する直前に器を冷凍庫から取り出し、スープを入れたら完成!
☆スープ皿で頂く場合は桃2個でOKです(*^^)v
【therapy point】
桃にはカラダの渇きを潤すだけでなく、
実はもう1つ、大きな効果があるんです(^^)/
それは、夏の野菜や果物の中では数少ない
“体を温めてくれる”こと。
夏に水分をとり過ぎると胃腸が冷え下痢になることがありますが、
桃は胃腸を温める作用があるのでカラダにとても優しいです。
また、セロリは滞っている血液を正常にしてくれるので、
生理不順の方にもおススメの野菜です。
暑すぎて熱射病になりそうな感じの毎日ですね。
みなさんは体調いかがですか?
頭がボーっとしたり、頭痛がしたり。。。
そんな症状が出てきたら「暑邪」のしわざです。
中国の五行理論において、夏は「暑邪」という邪気に侵されやすいと
されています。
夏は「心」(心臓)の季節でもあるので、
「心」を鍛えて夏の暑さに負けない身体を作ることも重要となります。
暑邪の影響を直接受けるのは心臓(*^-^*)
「心」の役割は、血をつかさどることと、
もう一つは精神をつかさどること。
今回のセミナーでは中医学の基礎と、「心」の役割や「暑邪」の影響、
そして夏の薬膳ポイントについてお話ししました。

さらに、「血」に関係するトラブルの生理痛と肩こりについても。
単に生理痛といっても、血が足りていないことが原因となる場合と、
血が滞っているから起こる生理痛と2つの原因があります。
肩こりも同じ。
血の滞りか血行不良かによって処方が違くなります。
その見極めのポイントもお話しさせて頂きました。
自分の身体がどうなのか、薬膳を学ぶと自分を見つめなおして
生活するきっかけにもなります☆
最後にグループワークで夏の薬膳レシピを考えてもらいました。
リーダーが発表です!(^^)!

洋風、和風、イタリアンなど。。。
どれもおいしそうなレシピでした。
みなさんから薬膳っておもしろい!!って感想を頂いてなんか感動。
また次回もよろしくお願いします。
次回は秋の薬膳セミナーです。
秋は美肌薬膳にもなるんですよ(*^^)v
9月20日20時から川崎で開催しますので、
ご興味のある方は是非ご参加ください☆
グレープフルーツとロメインレタスのサラダ
最短10分で完成
あっという間に8月ですね。
あさってから甲子園もはじまり、まだまだ「熱い」夏はつづきます(*^-^*)
私も熱血しよう♪
しかしちょっとでも歩くと汗がじわり。。。
そんな毎日で食欲が減退しがちなこの時期、
「サラダなら食べられる」という声をよく耳にします。
そこで、今週はグレープフルーツを使ったサラダのレシピを
ご紹介しようと思います。
何皿でも食べたいサラダ、しかもちょっと手を加えるだけで
フレンチ風。
シャキシャキしたレタスとグレープフルーツの酸味が、
みなさんの胃をきゅ~っとつかんでくれるはずです。

【材料(2人分)】
・ロメインレタス~4枚
・ピンクグレープフルーツ~1/2個
(*ピンクの方がいろどりが美しいです)
・アーモンド~数粒
・ドライトマト~お好みで
・亜麻仁油(オリーブオイルでも可)~大さじ2
☆ しょうゆ~小さじ1
☆ バルサミコ酢~大さじ2
☆ ピンクグレープフルーツのしぼり汁~2房
【作りかた】
①ドライトマトを亜麻仁油で数分、浸しておきます
②ロメインレタスを軽く洗い、手で適当な大きさにちぎります
③グレープフルーツは皮をむいて、適当な大きさにカット
④ドライトマトを浸した亜麻仁油と☆を混ぜます。
お好みでレモンを少々、入れてもいいでしょう
⑤ロメインレタス、ピンクグレープフルーツ、ドライトマトを盛りつけ
砕いたアーモンドとドレッシングをかければ出来上がり。
【therapy point】
薬膳ではジメジメが残る夏の始まりは、
脾(消化及び吸収器官)と心(心臓)が弱り、
それが夏バテにも繋がるとされています。
そこでその2つの機能を高めるため、食がすすむサラダに
グレープフルーツとアーモンドをプラスしてみました。
グレープフルーツには夏バテで弱った胃を回復させる効果があり、
ほどよい酸味が食欲を引き出してくれます。
またアーモンドは心臓の機能を強くし、さらに、じめ~っとした憂鬱な
ココロを吹き飛ばしてくれる効果もあるんです。
鯵のソテー ハーブソース
最短15分で完成
もう7月も終わりですね。
びっくりするくらいの暑さと思えば、急な雨で湿気たり、気温も低く
なったりの毎日でみなさん体調崩されていませんか?
お天気の変化が激しいこの時期にぴったりの薬膳料理をご紹介したいと
思います。
フレンチ薬膳、記念すべき最初の食材は…「鯵(あじ)」。
年中どこのスーパーでも売っている “いつもの” 食材で、
薬膳は気軽に出来る…
そんなコンセプトのもと、いつもはお刺身や塩焼きで食べる鯵を
フレンチ風の薬膳としてアレンジ。
“いつもの鯵” が “よそゆきの鯵” に大変身します。

【材料(2人分)】
・鯵 2枚
・しお コショウ 少々(下味用)
☆バジル 10枚
☆ミント 5枚
☆パセリ ひとつかみ
☆粒マスタード 小さじ1/4
☆にんにく 半かけ
☆エクストラバージンオイル 大さじ3
☆レモン汁 大さじ1/2
☆バルサミコ酢 小さじ1
☆しょうゆ 小さじ1/2
☆さとう 小さじ1/4
【作りかた】
① 鯵に塩とコショウをふり、下味をつけます
② 鯵以外の具材☆を全てブレンダーにかけ、ソースにします
(*ブレンダーが無い場合、具材をみじん切りにして混ぜます)
③ フライパンにオリーブオイルを適量たらし、
強火で鯵の両面を焼き火が通ったら皿に盛り付ける
④ ソースをかけて完成
【therapy point】
年中手に入る鯵は、夏こそ薬膳的な効果が絶大です。
食欲不振を解消してくれるので、夏バテ気味の方におすすめです。
さらに、今回は“ハーブソース”も重要なポイントになります。
バジルは免疫力をアップさせるので、夏風邪を吹き飛ばしてくれますし
ミントは消化不良が多くみられる夏場にはもってこいです。
パセリも食欲不振に効き目があるので、この3種類のハーブは
“夏場の最強ブレンドソース”になること間違いなしです。